こんにちは。
はけです。
普段は社会人8年目のシステムエンジニアで、プロジェクトリーダーをしています。
普段はPJの課題管理ツールとしてRedmineを使っています。
システム開発をしていれば、Redmineを使用しているかたも多いのではないでしょうか。
- 普段Redmineを使っているけど、チケットの状況がわかりづらいため見やすくしたい!
- Redmineにカンバン方式を導入したい!
そんな方向けに、今回は「kanban」ツールを使用して、Redmineのチケットをカンバン方式で管理する方法を解説します。
私も「カンバン方式」を導入したい!と思い、いくつかプラグインを探してみました。
backlogs、agile、kanbanなどかんばん方式を導入できるプラグインがありますが、最終的にkanbanに落ち着きました。
理由は、単純な機能(かんばん方式)に特化している点です。
実際に使ってみて、すごくチケットの状態が見やすくなり、UIもかなりわかりやすく、大満足しています!!
簡単に導入できますのでぜひ試してみてくださいね!
目次
Redmineでカンバン方式でチケットを管理できるようにする方法【簡単!】
カンバン方式とは、もともとトヨタが製造現場で使っていた方式で、カンバンがある時だけものをつくることで、最小限の在庫で製造を回す工夫のことです。
今ではアジャイル開発などでタスクの見える化を行うための方法として認知されています。
ざっくりな説明で申し訳ないですが本題ではないのであっさりと。
詳しく知りたい方はこちらのサイトなどを参考にしてください!
本記事の目的を確認する
本記事の目的は次の画像のように「かんばん方式でチケットを表示/操作できるようにすること」です。
さらには、かんばん方式をRedmineに導入しPJで使用することで「タスクの見える化をすること」が最終的な目的となります。
実行環境を確認する
次の環境構成で実行確認しました。
- Windows10
- Redmine 4.1.1.stable
- kanban
「kanban」をインストールする
ではさっそく「kanban」をインストールしていきましょう!
「kanban」をインストールするための手順は次の2STEPとなります。
- プラグインフォルダに「kanban」をダウンロードする
- Redmineを再起動する
それぞれ解説していきます。
プラグインフォルダに「kanban」をダウンロードする
デフォルトでRedmineをインストールしている場合、「C:\Bitnami\redmine\apps\redmine\htdocs\plugins」に「plugins」フォルダがあると思います。
「plugins」フォルダに移動後、git cloneでファイルをダウンロードしましょう!
cd C:\Bitnami\redmine\apps\redmine\htdocs\plugins git clone https://github.com/happy-se-life/kanban.git
Redmineを再起動する
Bitnami Redmine Stackを開き、「Restart All」でRedmineを再起動していきましょう!
再起動が終了すれば、インストールは完了です。
次は、実際にRedmineで使ってみましょう!
インストールされていることを確認する。
Redmineを開き、管理→プラグインを見るとkanbanプラグインが追加されていることがわかります。
実際にRedmineで動かしてみる
では、実際にRedmineで動かしてみましょう!!
かんばん方式を設定する
かんばん方式を導入したいPJの設定タブを開いてください。
そこのモジュール内の「Kanban」にチェックをつけてください!それだけでかんばん方式が導入できます。
かんばん方式を確認する
ではテストチケットを作成してみましょう。仮に、期日を1週間以内にしてください。
そして、かんばんタブをクリックし、期日が今週のチケットを表示してみましょう。
いかがでしょうか。このように今週のチケット/担当者/その状態が一目でわかります。
さらに、ドラッグアンドドロップでチケットを移動させることで、担当者やチケットの状況を変更することができます。
さらに、変更理由としてコメントを追加することもできます。
以上がかんばん方式のインストール方法と簡単な使い方となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では「かんばん方式」を導入するための「kanban」プラグインのインストール方法と、その簡単な使い方を紹介しました。
次の2STEPでインストールをすることができました。
- プラグインフォルダに「kanban」をダウンロードする
- Redmineを再起動する
とても簡単にインストールが可能で、しかもその効果はとても大きいです。
チケットの状況/担当者が一目で理解できるようになります。
ぜひみなさんも自分のPJや自分だけのスモールスタートでもいいとので試してみてください!
Redmineの親子チケットをツリー上に表示させる方法を別の記事で紹介していますので、もし興味のある方は覗いてみてください!
以上、これからもpythonコーディングやWEB開発でつまずいたこと、役に立つことを配信していきます!