こんにちは。
はけです。

記事の更新が久方ぶりになってしまいました。

というのもこの記事の題名の通りですが、AWSのAWS Certified Solutions Architect – Associate試験(ソリューションアーキテクトアソシエイト)の勉強をしていてブログ記事の執筆に時間がさけなかったためです。

(仕事が忙しかったのもあります。。)

今回晴れてAWSソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)試験に合格することが出来ましたので備忘録を書こうと思います。
今後SAA試験を受ける方に少しでも参考になれば幸いです。

試験にかけた時間と結果

勉強時間 試験結果
約90時間 合格(812点)

勉強時間の内訳は次のような感じです。

  • テキスト読み込み:約20時間
  • ハンズオン:約45時間
  • 過去問題集:約20時間

SAA(AWSソリューションアーキテクトアソシエイト)試験とは

SAA試験とは、Amazon社が発行、認定している試験で、AmazonWebService(通称AWS)でシステムを開発をするときに、【どんなサービスをどのように組み込んでシステムを作るか】というところを設計するための試験になります。

そのため、AWSを使ってシステム開発を行うときに設計したい!という方は資格を取っておくと体型的な知識が得られます。

現在、クラウドを使ったシステム開発はとても流行っており、その中でも王道であるAWSの知識を得ておけば他のクラウドでも間違いなく活かせると思うので取っておいて損はない資格だと思います。

公式サイトは次のリンクになります。
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate/

なお、ソリューションアーキテクト試験はアソシエイトとプロフェッショナルの2種類があり、アソシエイトが難易度が低めの試験になります。

アソシエイトが 1 年間の実務経験者を対象にしているのに対し、プロフェッショナルは2年委譲の実務経験者が対象となっています。(実務経験がなくても試験は受験できます)

受験合格までの備忘録

では、受験合格までの備忘録を紹介します。

受験のきっかけ

受験のきっかけは会社の方針でAWSの教育を重点的にしていこう!となっている中で上司から「試験を受けてみないか?」と打診がありました。

私としても興味がある分野だったので受験を決めました。

正直、このときは受験料は会社に出してもらえるし、期間もあるので何とかなるだろうと軽めに考えていました。

会社やこどもの世話でなかなか時間が取れず、のちのち、年度末までという期限にあわあわすることに。。

受験勉強

受験勉強は基本的に土日の数時間と、平日の電車の中でした。

言い訳になってしまいますが、平日は仕事が佳境だったこともあり、なかなか手をつけられませんでした。

土日も子どもパパ大好きで逃してくれず、家の中ではなかなか進まないため、外で勉強したり、妻に外に連れ出してもらったりしていました。

テキスト読み込み

約2週間。10〜20時間くらい。
行き帰りの電車の中でテキスト読み込みを行いました。

「AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト 改訂第2版」という本を購入し、概要部分を電車の中で読み込みました。

まずはAWS サービス全体の概要を掴むことができました。

AWSサービス全体を細かすぎずまとめてくれているので、サービス概要をとらえるための本として役に立ってくれました。

ハンズオン

テキスト読み込みを終えた後にudemyのハンズオン学習をしました。
期間は2-3カ月かかりました。総勉強時間45時間くらい(週末1日5時間×12回くらい)を週末に時間をつくってやっていました。

これは他の方も必ずと言っていいほどおすすめされている学習で私も実際にやってみて自信を持って進められます。
格安で講座が受講でき、実際にAWSのアカウントを作成して(なるべく)無料枠分の範囲内で学習を進められる講座になります。
※実際は数千円のAWS利用料がかかると思います

 

これはかなりよかったです。
やっぱり自分でやってみないと言葉だけ覚えようとしてもなかなか実感できなかったですが、実感することで知識が定着します。

AWSの用語は全部なんとなくはわかるけど、、という状態だったのが体験を通して確信を得ることができました。

ただ、週末にがっつり時間をとって勉強していましたがかなりの期間費やしてしまいました。
後でも書きますがもう少し効率的に進められたかなと今となっては思います。

ハンズオン学習は全部で18セクションに分かれていますがセクションごとに「AWSサービス作成→サービス体験→AWSサービス停止」の流れになっています。というのもサービスを起動させたままにしてしまうと料金がかかってしまい、都度停止させないといつの間にか数千円料金がかかっていたということもあります。

私が聞いた中ではひどい場合は数万円という方もいました。
私も最終的に4000円ほどAWSサービスの利用料金がかかりました。

時間が取れる方は2週間くらいがっつり時間をとってやり切ってしまうのがコスト的にも時間的にも一番と思います。

テスト問題集「AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト問題集」

ハンズオンと平行して学習しました。
約2週間。10〜20時間くらい。

テスト問題集として「AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト問題集」を買いました。

問題集なのでテストの傾向や知識の詰めとしてためになりました。

ただ、巻末の試験問題が1回分だけだったので、私が心配性だからかもしれませんが試験問題の量が物足りなく感じました。
そのため次の教材も購入しました。

テスト問題集「【2022年版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集」

試験問題の数をこなしたかったため、udemyの「【2022年版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集」を購入しました。
過去問6回分になります。
約2週間。10〜20時間くらい。

問題の量として十分な問題があり、繰り返し解くことで自信になりました。
難易度高めと書いてはいますが、実際に試験を受けた感想としては難易度は本番と同程度のものと感じました。

 

受験

試験問題もなんとか解けるようになってきたため、いざ受験することに。
(年度末ぎりぎりのタイミングでしたので会社の期限はぎりぎりでした...)

受験タイミングの判断が難しかったですが、udemyの「【2022年版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集」を初見で6-7割解ける状態で受験しました。

このあたりは人によって変わる部分だと思いますので、自分が自信を持って受験できるタイミングで受験するのがよいと思います。

受験形式

受験形式は自宅での受験とテストセンターでの受験が選択できます。

自宅での受験であれば、一度試験に落ちたとしても再受験が無料でできます。

期間限定だったので、受験の際は本当に再受験できるかを必ず自分で確認するようにしてください。

最初は私も「再受験無料」が魅力で自宅受験をしようとしましたが、試験環境の準備が少し面倒だったのと試験日の予定が合わなかったこともあり、テストセンターでの受験にしました。

準備が若干面倒ではありますが、移動時間がいらないなどメリットも多いので自宅での受験もアリと思います。

逆にテストセンターの場合、試験以外のことはあまり考えなくてよいので少しの手間も面倒という方はテストセンターおすすめです。

試験

試験勉強開始から約4カ月後にやっと受験。
テストセンターで試験を受けましたが、130分ほぼフルフル時間を使ってしまいました。

実際の試験問題はやはり癖があり、想定していた問題もあれば初見の問題もたくさんありました。

焦らず、慎重になりすぎずと自分に言い聞かせながら試験を受けました。

反省点

ハンズオンに時間をかけすぎた

少しハンズオンに時間をかけすぎたかなと反省しています。
ハンズオン学習は実際にAWS上でサービスを作成してサービスを体験します。

解説内容はとてもわかりやすく丁寧に教えてくれているため、おすすめなのですが、
このサービス作成をすべて愚直にやろうとしたため、後半飛ばし気味だったものの50時間くらいかかってしまいました。

とてもわかりやすい解説のため、ある程度解説だけで理解できるものは飛ばして、
実際に試してみないとイメージしづらい部分だけやってみる!と判断して進めていればもう少し勉強時間を短縮して試験勉強できたかなと思います。

集中的に時間を取れなかった

集中的に時間を取れれば次のようなメリットがあると思います。

  • 知識が定着しやすい
  • 勉強時間が減る(期間が空くと思い出す時間がかかる)
  • AWSサービスの利用料金が少なくなる

集中的に時間が取れるタイミングで受験勉強をすることをおすすめします。

まとめ

以上、私がudemyの「AWS ソリューションアーキテクトアソシエイト」試験を受けたときの備忘録を書きました。
これから同じ試験を受験する方が少しでも参考に出来ればと思います。

次はプロフェッショナルの試験合格を目指します!