Windows8.1でインストールエラー(Failed to install MSI package.)が発生する場合の対処法

Windows8.1でインストールエラー(Failed to install MSI package.)が発生した。

原因

少し調べたところ、Windows8.1の特有の動きがあることがわかった。

原因は、Windows8.1の仕様では、管理者権限でエクスプローラーを開けない ということだった。

そのため、エクスプローラ上からダブルクリックで「.exe」ファイルなどを実行しても、
インストールが失敗してしまうようです。

なお、「コントロールパネル」の「プログラムと機能」から特定のプログラムを
アンインストールしようとした際も、同じようなエラーが発生します。

インストール時とアンインストール時同じだが、要は管理者権限でプログラムを実行することで、 解消することが出来るようだ。

コマンドプロンプトを使用するので少し初心者は難しいかもしれないが、よく使用するので使用方法を覚えてみてほしい。

対処方法(インストール時)

コマンドプロンプトを管理者権限で実行

Windowsの検索バーに「cmd」を入力し、「cmd.exe」が表示されるので、右クリックし「管理者として実行」を押下する。

exeファイルの場所に移動

以下のコマンドを打つことで、exeファイルの場所に移動する。

※Windowsディレクトリパスを前もって取得しておくこと

cd [ディレクトリパス]

※Windowsのディレクトリパスはエクスプローラのフォルダパス表示部分から取得できる。

exeの実行

移動すれば、そこでexeファイルを実行する コマンドは以下で実行できる。

call [実行したいexeファイル、もしくはバッチファイル]

これでインストールが出来るはず。 出来ない場合は管理者権限は関係ない部分でエラーになっている可能性があります。

申し訳ありませんが、この記事では解決しないようなので、 別の記事を探してみてください。

対処方法(アンインストール時)

アンインストールが少し手順がややこしい。

特に初心者の方は難しいと思うが、私が知っている限りではこのやり方が一番楽なので やってみてほしい。

最初は少し難しいが、一度やってしまえば何度でも簡単に実行することが出来ます。

コマンドプロンプトを管理者権限で実行

Windowsの検索バーに「cmd」を入力し、「cmd.exe」が表示されるので、右クリックし「管理者として実行」を押下する。

プログラムリストの表示

プログラム一覧を表示します。 現在インストールされているプログラムの一覧が表示されるので、アンインストールを 行いたいプログラムを見つけましょう!

wmic product list

ウィンドウ上部のバーを右クリックしてから「編集」→「検索」で検索を使用することで、 アンインストールを行いたいプログラムが見つかりやすくなります。

アンインストールしたいプログラムが見つかったら、プログラム名の右側にある{}に囲まれた部分の文字列を、 {}を含めてコピーしてください。

プログラムのアンインストール

コピーした文字列を使用して、以下のコマンドで プログラムをアンインストールしてください。

msiexec /x コピーした文字列

アンインストール完了後は、コマンドプロンプトは閉じてください。

以上で終了です。