PyCharmの等幅フォントで日本語を見てみると、わずかにずれて見えます。
- なんで等幅フォントなのに幅が揃わないの??
- 日本語を含めた等幅フォントはないの??
そんな疑問をもった方に、本記事ではPyCharmで使用できる「Ricty Diminished」というフォントのインストール方法と適用方法を解説します。
私も同じ疑問にぶつかり、等幅フォントの「BIZ UD Gothic」や「JetBrainsMono」を使ってるのになんでずれるの?!?!
と思い悩んだ経験があります。
その時に見つけたのが「Ricty Diminished」でした。
日本語を含めてもちゃんと等幅に表示してくれ、見栄えもよく今でも使用しているフォントになります。
是非、同じように等幅フォントにお悩みの方は、試してみてくださいね!
目次
PyCharmの等幅フォントRicty Diminishedを適用するための方法
環境
- Windows10
- PyCharm2020 3.3
- Ricty Diminished3.2.4
PyCharmのインストールからやりたいという方は次の記事で分かりやすく解説していますので参考にしてください。
目的
本記事の目的を整理しておきます。
目的はRicty Diminishedを適用することでPyCharmの英語/日本語関係なく等幅に表示することです。
例としてまずサクラエディタで表示したときは次のように右端がそろって表示されます。
次にPyCharmで「BIZ UD Gothic」フォントを使用して先ほどのファイルを開いてみます。
すると、日本語が入っている行がずれてしまいます。
これが「Ricty Diminished」フォントを使うと、次のように表示され右端がそろうようになります。
特にプログラミング中の日本語コメントなど、コメント行をそろえて書くのと、そろえずに書くのとでは、ソースの見やすさが歴然とします。
日本語を含めても同じように幅がそろうこのフォントはかなり重宝します。
では、「Ricty Diminished」の適用方法を紹介していきます!
Ricty Diminishedをダウンロードする
まずはRicty DiminishedをGitからZIP形式でダウンロードします。
次のリンクからZIPファイルをダウンロードしましょう!
https://github.com/mzyy94/RictyDiminished-for-Powerline
Ricty Diminishedをインストールする
次にインストール作業を行っていきます。
ダウンロードしたZIPを解凍する
ダウンロードしたZIPファイルを解凍します。
すると、次のようなファイルが展開されます。
これらのファイルのうち、拡張子が「.ttf」のファイルがインストールファイルになります。
ttfファイルを実行し、気に入ったフォントをインストールする
解凍したインストールファイルのうち、好きなフォントを選んでください。
ダブルクリックで文字の表示を確認できます。
気に入ったフォントを「インストール」ボタンでインストールしてください。
PyCharmのフォント設定でフォントを選択する
最後にPyCharmのフォント設定を行っていきます
ファイル→設定→エディター→フォントを選択します。
「等幅フォントのみ表示する」のチェックを外し、フォントを選択してください。
先ほどインストールしたフォントが選択できると思います。
ちなみに私は、「RictyDiminishedDiscord-Oblique」「RictyDiminished-Oblique.ttf」あたりがオススメです。
では、適用後の表示を確認してみましょう!
次のように右端がそろって表示できます
以上が、PyCharmの等幅フォントRicty Diminishedを適用するための方法になります。
まとめ
本記事では、PyCharmの等幅フォントRicty Diminishedを適用するための方法を紹介しました
紹介したSTEPとしては、
①Ricty Diminishedをダウンロードする
②Ricty Diminishedをインストールする
②-1 ダウンロードしたZIPを解凍する
②-2 ttfファイルを実行し、気に入ったフォントをインストールする
②-3 PyCharmのフォント設定でフォントを選択する
以上、これからもPythonをメインにつまずいたことや役に立つ情報を配信していきます。
他の記事もわかりやすくまとめていますので、参考にしてみてください。